タックスヘイブン

久々に、橘玲さんの作品を読みました。
投資本ではなく、サスペンス小説になりますが、お気に入りの作家ということで記録を残しておきます。

タックスヘイヴン TAX HAVEN



著者の橘玲さんは、以前紹介した『マネーロンダリング』や、『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』の著者でもあります。

『マネーロンダリング』も凄かったのですが、今回の『タックスヘイブン』も良かった〜。

金融に精通したコバ、知的なサトル、華を添える紫帆やアイリスといった魅力的な主人公達が活躍します。
Amazonのレビューにもありましたが、『マネーロンダリング』のときと雰囲気が似た作品になっています。

今回はシンガポールが舞台で、都市の描写も楽しめました。
もちろん、金融に関する橘さんの膨大な知識にも圧倒されます。
また、時代設定が3.11後の日本で、経済的な状況は実際の状況が反映されていることもあり、ノンフィクションとフィクションが入り混じった、不思議な感触を味わえます。

非常に満足できる作品でした。
posted by るしん at 2014/08/31 23:54 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


イタリア国債とJリートの利回り

イタリア国債の利回りが、4.8%前後で推移してますね。

総選挙の結果、上院でいずれの政党連合も過半数を占めることができず、新政権の行方が混とんとしているということ。また、緊縮路線を進めてきたモンティ首相率いる中道が敗退したという点が懸念された結果のようです。
総選挙直後(4.83%)に比べると、本日は4.77%の利回りということで、やや落ち着きを取り戻しつつはあります。

とはいえ、この利回りってけっこうスゴイですよね。。

先週末時点で、Jリートの平均利回りは“3.92%”でした。
(ちなみに、日経平均の先週末時点の平均配当利回りは 1.64%です)

投資は、ローリスクならローリターン、ハイリスクならハイリターンというのが一般的な常識なので、「投資対象の信用度に合わせて、利回りが決まっている」ともいえます。
云わば、イタリア一国に対する信用度より、Jリートの投資法人に対する信用度のほうが高いってことになりますねぇ。。(スゴイ状況だ、、、)

この状況がおかしいと思う方は、イタリア国債を買ったほうが良いんでしょうけど。イタリアの生の状況は分からないしなー。
posted by るしん at 2013/03/03 23:31 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


2月15日(金)の相場は調整が入りましたね

昨日は、久々に大きめな相場調整でしたね。

で、以前から狙っていた「シダックス」がガクンと下がったので、思わず手を出してしまいました(^_^ゞ
今後も、もうちょっと下がっちゃう気もしますが、、、まぁ、それでも1ヶ月ぶりくらいの安値でしたし、3月末に向けては、優待取りの動きも強まるだろうということで。

金相場のほうも調整が入ってまして、こちらもおよそ1ヶ月ぶりの安値です。

G20を控えて、警戒感が強かったからかもしれません。
そのG20も、あまり荒れない見通しのようで、金融緩和を推し進めたい日本にとっては、良いニュースだと思います。

にしても、G20に向かう麻生さんの出で立ち、なかなかでしたね(´∇`)
かつてのジュリーを彷彿させるというか、それこそちょっとしたマフィアのような・・・
あれくらい突き抜けてたほうが、なんか頼りがいがあるから不思議なもんです(^^)
posted by るしん at 2013/02/16 15:20 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


純金積立

ブックマーク整理の続きです。
今回、G&Pプランナーをリンクに追加しました。

G&Pプランナーは、田中貴金属工業が提供する金/プラチナの積立投資ができるサービスです。
以下に、実際に使用した経験から、メリット/デメリットをまとめます。

■メリット
・金/プラチナの積立投資を、月々1,000円から始められる。
・年会費や保管料は無料である。
・金/プラチナを、現物で引き出すことができる。
・「特定保管」で預かってくれる。つまり、購入した金/プラチナは、会社の財産とは区別して保管される。そのため、仮に田中貴金属工業が倒産したとしても、購入した金/プラチナはしっかり保障される。

■デメリット
・毎月の積立額が小額だと、手数料が高い。
 1,000〜2,000円⇒(手数料)5.0%、3,000〜9,000円⇒3.5%、10,000〜29,000円⇒2.5%、
 30,000〜49,000円⇒2.0%、50,000円以上⇒1.5%
・サイトに、24時間いつでもアクセスできるわけではない。(7:00−24:00のみログイン可能)
・積立を一時休止することはできない。(毎月必ず、金/プラチナのいずれかを、最低1,000円は購入する必要あり)
・スポット購入のためのクイック入金に、ジャパンネット銀行しか対応していない。
・円換算した資産額が表示されない。

といった感じで、使い勝手の面ではややイマイチな感じがありますが、積立でコツコツと金/プラチナを貯められるというのは嬉しいものです。


また、手数料について他社と比べると、以下のような結果になります。
(以下、毎月3,000円ずつ純金積立投資した場合の年間コストです)

楽天証券 945円(手数料:購入金額×2.625%、年会費:無料)
田中貴金属工業 1,260円(手数料:3千〜9千円は3.5%、年会費:無料)
KOYO証券 1,500円(手数料:無料、年会費:1,500円)
住友金属鉱山 1,740円(手数料:1,000円ごとに25円、年会費:840円)
三菱マテリアル 1,740円(手数料:1,000円ごとに25円、年会費:840円)
エース交易 1,800円(手数料:1万円未満は5.0%、年会費:無料)
三井住友銀行 2,160円(手数料:1,000円ごとに25円、年会費:1,260円)
三菱商事 3,150円(手数料:無料、年会費:3,150円)

会社によって、手数料、年会費(保管料)のどちらに比重を置くかが違っているので、自分の取引内容によって、“どこが得か”をちゃんと見極めたいところです。
posted by るしん at 2013/02/13 22:29 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


セカンドマネーを創りなさい

こちらの本を読みました。

セカンドマネーを創りなさい! :勝負しないで勝率99%! 利回り8%のインカムゲイン投資法




久しぶりに刺激を受ける本でした。

前半は「金持ち父さん 貧乏父さん」の内容を紹介し、“キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視すべき”といった主張をしています。
資産価値が上がっていかないデフレの時代には、キャピタルゲインを獲得するのは難しく、インカムゲインを狙うべきというのはもっともな意見です。
また「金持ち父さん 貧乏父さん」にもありましたが、改めて、“住宅ローンは負債”と言い切ってます。

著者が副社長を務めるUBI社では、社員が資産としての不動産を持てるよう、購入資金の融資制度を設けているとのことでした。これは良い制度ですね!

中盤からは、UBI社の木村会長や著者自身のさまざまな経験談が書かれており、楽しく読めて、かつ、ためになる内容でした。
2010年に破綻した日本振興銀行のグループ傘下に入った話など、裏話も入っていて、面白かったです。

後半は、UBI社の子会社である maneo社が展開しているソーシャルレンディングに関する内容でした。ソーシャルレンディングとは、“インターネット上で、お金を借りたい個人/法人と、お金を貸したい個人/法人を直接結びつけて貸し借りを成立させる”ビジネスです。
私自身、ソーシャルレンディングというビジネスを初めて知りましたが、非常に興味深かったです。

maneo社のホームページを見ると、銀行の融資条件に合致しないような案件/業種/企業が、インターネットを活用した資金調達を実現しています。
「銀行が融資しないような中小企業に対して、資金調達する仕組みを提供し、お金の巡りを良くして経済活性化に貢献したい」というのが著者の想いであり、この想いには、とても共感できました。


その一方で、投資家視点でソーシャルレンディングを見ると、どういった位置づけになるだろうかも気になったので、複数の金融商品と比較して整理してみました。

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銀行
・利子が超低い(平均0.02%)
・元本は必ず返ってくる
・すぐに引き出せる
・投資金がどこに使われているか分からない

株式
・配当がやや低い(平均2%)
・元本保証はない、ゼロになる前に売却可能
・流動性が高い、好きなときに換金可能
・投資先を選べる

J-REIT
・配当がやや高い(平均4.5%)
・元本保証はない、ゼロになる前に売却可能
・流動性が高い、好きなときに換金可能
・不動産限定で投資先を選べる

ソーシャルレンディング
・分配金が高い(平均6.5%)
・元本保証はない、ゼロになるリスクあり
・換金不可
・投資先を選べる

※利率は、いずれも本日時点の数値
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たしかに、銀行とソーシャルレンディングを比べれば、リスクを踏まえた上でソーシャルレンディングを選択するという考えもアリかなとは思います。
しかし、株式やJ-REITと比べると、“ソーシャルレンディングはまだリスクが高すぎる”というのが私の感想です。貸し倒れリスクに対して、もう少し手厚いサポートが欲しいところです。

本書では、銀行とソーシャルレンディングの比較から、ソーシャルレンディングの優位性を説明していますが、本来は、もう少し違う金融商品も含めて考えるべきでしょうね。
posted by るしん at 2013/02/05 02:10 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする