天才少年投資家マット・セト108の法則

以前から気になってた本で、ようやく読むことができました。



1996年に日本版の初版出版なので、かなり古い本です。
とはいえ、長期投資を考えているなら、現在でも問題なく“使える本”といえます。
分かり易く書かれているので、長期投資を考えている人の入門書として、適切な本かなと思います。
「株はベースボール・カードのようなもの」なんて、名言もあります^^

かのピーター・リンチ氏も、マット・セト少年に敬意を表していたみたいですし、この本に書かれている内容は参考になる部分が多いと思います。
posted by るしん at 2007/12/29 01:49 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


臆病者のための株入門

臆病者のための株入門 (文春新書)




『マネーロンダリング』、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』といった名著を出している橘玲氏の本である。
相変わらず、切れ味の良い、軽快なテンポで書かれた本であり、スラスラと読めてしまう。

のっけから著者は、株式投資のギャンブル性をあっさりと認める。「ギャンブルはうさんくさくない」⇒「株式投資はギャンブルである」⇒「だから、株式投資はうさんくさくない」という論法なのだ。

その上で、「デイトレード」「スイングトレード」「個別株長期投資(バフェット流投資法)「経済学的にもっとも正しい投資法(インデックスファンドへの投資)」をはじめ、宝くじ、競馬、生命保険といった、ギャンブル全般のコストとパフォーマンス、そして肝心のリスクにまで言及し、その本質を見事に説明している。

また、株式投資の本質、金融商品の儲けのカラクリ、誰でも知っている大銀行や生命保険、証券会社の宣伝文句に潜む巧妙な罠などにも話を展開し、見事に事実をわかりやすく説明してくれている。

本書の最後の章では、実際に「ど素人のための投資法」を提案しているが、かなり大胆なプランである。とはいえ、ファイナンス理論に裏打ちされた合理的なプランでもある。

それは、
『資産運用は個別株ではなく、市場全体に投資をするインデックスファンドを購入すべき』
というプランである。

なぜなら、資本主義は自己増殖する性質を持っているため、この世界が資本主義である以上、必ず(長期的には)価格は上がるからだ。
そのためには、個別の市場ではなく世界の株式市場に投資すべきとのこと。

その比率にも言及していて、世界の株式市場の時価総額の比率から、
 日本株式市場:15%
 米国株式市場:50%
 欧州株式市場:30%
 その他株式市場:5%
に分散投資することが適切であるということだ。


面白いのは、あとがきにあった著者の一言である。
『最後にお断りしておくと、私自身はここで述べたような合理的な投資法を実践しているわけではない。ひとには、正しくないことをする自由もあるからだ。』
posted by るしん at 2007/09/09 01:39 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


株式市場「強者」の論理

株式市場「強者」の論理




Amazonでも評価の高い本です。

今までの株本とは違う視点から書かれた本で、大口投資家(外資系証券やファンド)の手口を分析しています。
実際に行われているテクニカル的な手法や保有株の比率公開、格付け・レポートを利用した株操作などなど・・・、具体的な手法が詳しく書かれています。

これを読むと、『株なんてやらない方が良かったかな・・・』なんて思ってしまうようなことも書いてありますが^^;
ただ、その大口投資家の手口を知った上で、個人投資家が大口投資家に負けないための対策を紹介してくれているのが、この本です。

投資心理学の話や、資産を数十倍にする方法まで触れられていて、非常にためになる本でした。

特に頭に残ったのは、↓の2点です。
・上昇トレンドのときに、利益を上げる。
・下降トレンドやボックストレンドのときは、損失を抑える。
posted by るしん at 2007/08/19 01:05 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


投資は世のため自分のため

投信の中でも異色を放つ「さわかみファンド」の運用会社の代表取締役を務める澤上さんの著書です。

投資は世のため自分のため 長期運用の先に広がるおもしろい世界




著者である澤上さんがまえがきで述べているように、長期投資の【絵本】といった印象です。
投資の考え方を、ほんわかしたイラストと共に、非常に平易に解説しています。

「毎日の相場を躍起になって追うよりも、これぞという会社の株を安いときに買って値上がりを待ったほうが、ずっと楽でリターンを得ることが多い」と説いており、長期投資を勧める内容となっています。

PERやPBRといった用語は全く出てきませんが、他の本にあまり書かれることのない『考え方そのもの』が書かれているように感じました。
ちょっと抽象的な箇所もありますが、一読の価値がある良い本だと思います。
posted by るしん at 2007/05/05 01:30 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦

変テコな表紙ですが、内容はまとも^^

全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦




今までの株本にない意見として、「分散投資の一貫として、投機を盛り込むべき」と主張している点が面白い。ただし、最大でも全資産の20%以内という条件付きではある。
というのも、投機によってのみ、驚くような儲けが期待できるからである。
もちろん、投機が失敗する可能性もあり、もし負けたとしても再挑戦できる余力を残すため、投機資金の上限(20%以内)を定めているのだ。

また、今までの株本に書かれていた「バイ・アンド・ホールドは間違いである」とも言っている。
著者ジム・クレイマーは、「バイ・アンド・ホームワーク」、つまり買ってじっと持っていれば良いというわけではなく、買った後も継続して、その企業に関する勉強を続けるべきと言っているわけだ。

こんなジム・クレイマーは、ポートフォリオを組む際に、次のような銘柄がオススメだと言っている。
・状況が把握し易い、身の回りにある企業
・景気の波にかかわらず、好業績が持続する石油株
・配当利回りが高い、名の通った優良大企業
・高いリターンや配当が望める、金融関連銘柄
・大化けする可能性のある、「投機」銘柄


他に興味深い内容として、金融政策と株価の関係についても説明がされている。
金融緩和策、あるいは金融引締策によって、騰がる業種や下がる業種が紹介されており、非常に勉強になる。

上記に挙げたような、一見難しそうな内容が、くだけた文章で非常にわかりやすく説明されていて、とても良い本だと思う。
著名な経済評論家である、山崎 元さんもオススメの一冊だ。
タグ:投資
posted by るしん at 2006/11/20 00:42 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする